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: ベルセルク30

ヤングアニマルで連載中の三浦建太郎氏の大河コミックの最新巻である。 ファンタジーコミックの傑作と言っても良く、描写は凄惨さが目立ち、命は簡単に奪われていくが、その中で生き抜こうとしていく主人公ガッツの生き様に、強く惹かれるストーリー展開となっている。

29巻でいったんパーティーを離れて、元の貴族の世界へ戻ったファルネーゼが、30巻ではそこは自分のいる場所ではないと判断し、再びガッツ一行へ戻ってくる。 29巻からの既定路線というか、予想通りの展開で、意外だったのはファルネーゼの兄、マニフィコが一行に加わる?と言うことだろう。 いずれにしても、話の進展具合はあまり大きくなく、31巻も予告を見る限り、話が進むようには見えない。 もしかすると、連載が進んでいないため、予告に大した内容を書けないのかもしれない。 連載を読んでいないので実際どうなのかわからないが、読者はストーリーの進展を望んでいるはずである。 31巻では、是非とも先の読めないストーリーを構築してもらいたいものだ。

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