旅行: 東京から一番近い外国首都「ソウル」: 2日目
以下は旧サイトからの移行データ。 2日目はソウルの市内観光をした。 明洞聖堂の写真は、(結局没になったものの、)出版社から書籍への掲載を頼まれたこともあった。
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ツアーは航空券とホテルのパックなので、食事は自分たちでまかなわなければなりません。 早速入ってみたのが地下鉄安国駅から出てすぐのお店。 朝から石焼きビビンバを頼んでみました(写真は混ぜてしまって食べかけたところですみません)。 やはり辛く、舌と胃にあまり優しくなかった感があります。 でも何故か美味しいと感じてしまうのはここが韓国だからでしょうか。
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さてそこから歩いて
昌徳宮 へ向かいます。 ソウル市内にはいくつか昔の宮殿が残っていて、ガイドに連れられて見学することが出来ます。 この日は有名な景福宮 がお休みで、そのせいか日本語ガイドの時間は非常に混んでいました。 写真は上記の朝ご飯を食べる前に撮影したもので、この時はまだ空いていたのですが、時間ぎりぎりに行ったらおそらく100人近い人が集まっていて驚きました。 門には敦化門と書いてあります。 ちなみに後ろに写っているビルは現代 のビルです。 -
昔の王様がここで即位式や外国大使との接見などをおこなったところだそうで、仁政殿と言います。 わかりにくいですが右下に低い石柱が立っているのですが、手前から正九品、正八品、と彫ってあり、位ごとに家来が並んだようです。 しかし人数が多いのがわかると思います。 この辺りで、ガイドの話を聞くのは諦めました。 写真を撮るか、話を聞くかのどちらかを選ばないと、とても着いていけません。 せめてガイドが2人で2グループになっていれば良かったのですが。
正面からと軒下の写真を見ていただくと、とてもきれいな装飾がされているのがわかると思います。 日本の社寺とはちがった美しさです。 建物内部も同じような装飾がされているのですが、王座があるだけで意外とがらんとしていました。
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韓国大統領の官邸は青瓦台と呼ばれ、その名の通り瓦が青い建物です。 この昌徳宮でもそれは同じで、王様が政治を行ったこの建物は瓦が青くなっています。 この写真だとよくわからないかもしれませんが、離れて建物群を見るとその青さがとても目立っています。
と、まあこのあとにもお妃の住居とか官僚の試験(科挙、と言うのかどうかは忘れましたが)をおこなった所やお庭などを見て回りました。 だいたい1時間くらいのコースでした。 途中の休憩所でみんなポカリスウェットばかり買っていたのが面白かったですね(それ以外はハングルで読めない)。
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昌徳宮を出たあと、骨董品で有名な
仁寺洞 をぶらぶらと眺めました。 ここで茶器を買っておけば良かったとあとで後悔。 今回まわったところではここで買うのが一番安かったように思います。 持ち歩くのを億劫がったのは失敗でした。その後、地下鉄で写真の東大門へ。 通りの真ん中にあって驚きます。 東大門市場では靴屋の並ぶ一画を眺めました。 まあ、靴が欲しかったわけではないので、すぐに通り過ぎ、近くにあるミリオレと言うところへ行きました。 このミリオレはなんでも流行の発信地だそうなのですが、どの店も偽ブランド品を扱っていて、通るたびに「ヴィトンあるよ〜」などと怪しい日本語で話しかけてきます。 私はヴィトンのLVマークがLyになってたりL∀になっているのをみて遊んでいました。
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また食べかけの写真ですみません。 どうも食べ物が出てくると興奮してまず食べたくなってしまうのです(笑)。 で、これは東大門の近くの料理店で食べた
参鶏湯 と言うスープです。 鶏がほぼ丸ごと入っていて、内臓の所に餅米やナツメ・栗などを入れて煮込んだものです。 事前に「かなり美味しいし、はずれの店がない」と言うのでぜひ食べたかったメニューの一つです。 実際食べてみて納得。 スープの味そのものは薄いのですが、粗塩に付けて食べると不思議と美味しいのです。 具をあらかた食べたら好みで粗塩をスープに入れてそちらもいただきましょう。 韓国ではどのスープも栄養満点の食べ物とされているので、これを飲まないのはもったいないです。 全く辛くないので、辛いのが苦手な方にもおすすめです。 -
次に東京で言うところの渋谷か原宿に相当すると思われる
明洞 へ地下鉄で移動し、やはりぶらぶら歩いてみました。 制服姿の女子高校生が多く歩いていたりする辺り、いかにも渋谷っぽいところでした。 写真は明洞の端にある明洞聖堂です。 韓国ではカトリック教徒が人口の25%くらいいて、この聖堂は確か19世紀に建てられたものだそうです。 明洞ではマクドナルドにも入ってみました。 お腹は参鶏湯でいっぱいだったのでマックシェイクを頼んだのですが、やっぱり同じ味でした。 値段もやや安いくらいであまり変わらなかったのですが、店はけっこう混んでいました。 メニューにはカタカナも添えてありました(笑)。 ちなみに明洞にもミリオレがあるのですが、東大門のものと雰囲気はほとんど同じでした。 -
このあと一度ホテルに戻ってから
梨泰院 へ焼き肉を食べに行きました。 焼き肉なんてどこにでもあったのでしょうが、ガイドブックに載っていたのでとりあえず行こうと言うことになりました。 私としては近場ですませて休みたかったのですが...。 駅から1分も歩かずにたどり着いたそこはその名も「イテウォンカルビ」。 と言うか、カタカナでそのまま書いてあります。 梨泰院は昔は米軍基地があったところで、英語が通じることから日本人の観光客も多かったそうで、米軍基地がなくなってからはますます日本人向けになったそうです。 で、このイテウォンカルビですが、店員は当然日本語が話せます。 値段も高くて三人で10万ウォン(1万円)以上使ってしまいました。韓国の焼き肉屋さんでは肉は店員が焼いてくれます。 自分たちで焼こうとしたら変な顔をされました。 肉の切り分けにはハサミを使うところも面白いです。 伝票は一番上がたぶんビールで、一番高かったのが確か上ロースでした。 あとは骨付きカルビとタンがどこかにあって、プルコギと冷麺もどこかにあるはずです(笑)。 店を出たあと、梨泰院にはレートのいい店があったので5千円をウォンに換えて帰りました。